シアトルはスタバの生まれた地。特に有名なのは、シアトルダウンタウンにある1号店とリザーブ・ロースタリーだが、どちらも観光客で混んでいてゆっくりしにくい。
シアトルダウンタウン南側にあるSODO地区には、スタバの本社がある。その1階にあるリザーブ(リザーブとしては1号店になる)は空いていて、週末でも座れる。ダウンタウンから少し距離があるので、Uber等の車がないと移動は難しいが、落ち着いた雰囲気なのでオススメ。
注文する場所や受け取る場所がわかりにくいので、ドリンクやグッズと合わせて紹介しよう。
注文の流れ
入って正面にイタリアのパン屋さんプリンチ、右側にドリンクを作っているエリアがある。つい右側に行きそうになるが、注文やグッズの会計はすべて正面のプリンチのカウンターで行う。注文後、ドリンクのエリアで受け取るという流れになっている。
ロースタリーではないので、焙煎する設備はない。その分、くつろげるスペースが多い。
メニューは、2022年7月現在、お店の中にあるQRコードからオンラインで見る形が基本である。スタバでは無料のWiFiを使えるので、アメリカで携帯が使えなくても問題ない。
カウンターでは、注文するものを伝えたら、
- For here or to go(店内か、持ち帰りか)
- Name(あとで呼ばれるので、日本語2文字程度の適当な名前を考えておくのがオススメ)
を聞かれるので答える。これはリザーブに限らず、どのスタバでもだいたい同じ。
食べ物はメニューを見ていてもわかりにくいので、事前にショーケースを覗いて、決めてから列に並ぶほうが注文時に焦らなくて良い。アメリカのパンは当たり外れがあるが、プリンチのものはどれもおいしい。
ドリンクとフードの受け取りは、注文した右側のカウンターで行う。場合によっては出てくるまでに10分もかかることがある。気長に待とう。日本語の名前だと店員さんが読み方がわからないことがあるので、自分の注文したものの準備が完了して、店員さんが紙を手に困っていたら、自分から声をかけてあげるとスムーズ。
ストローやナプキン、水は受け取るカウンターの手前にまとめられている。飲み終わったグラスやマグカップはテーブルに置きっぱなしにするのではなく、ここの下の引き出しに入れる必要がある。
店内は奥まった場所にも用意されているので、一見混んでいるように見えても、意外に簡単に空いている席は見つけられる。
トイレはお店の右奥にある。BAR MIXATOの裏側にトイレへの通路がある。トイレはジェンダーレスになっていて、個室が7つほどあり、空いているところを男女関係なく使う。リベラルな西海岸らしい作りになっている。
これでSODOでの注文から帰るまでの流れは完璧なはず。
ドリンクメニュー
ドリンクメニューは、
- 季節限定ドリンク
- アルコール(固定メニュー)
- ノンアルコール(固定メニュー)
の構成になっている。
リザーブならではのメニューは、コーヒーの入ったカクテルや、ノンアルコールだとフライト(飲み比べ)かと思う。固定メニューからいくつか紹介しよう。
エスプレッソマティーニは、頼んでいる人が多いカクテル。ウォッカが入っているので、ドライバーは要注意。
コールドブリューモルトは、コールドブリューとバニラアイスなどをブレンドした、高級フラペチーノ。
ウイスキー樽で寝かされ香りのついたコーヒーなど3種類の飲み比べ。
サイフォンで飲みたいと注文して作ってもらったコーヒー。つきっきりで作ってくれるので、値段は少し高くなる(確か$15前後)。コーヒーに詳しい方は珍しいものではないと思うが、初めてのサイフォン式は見ているだけで楽しかった。2人分の量が出来上がる。
写真にはないが私がよく注文するのは、コールドブリューフロートとクラシックアフォガード。簡単に言うと、バニラアイスがコールドブリューかエスプレッソに入っているドリンク。バニラアイスが濃厚でおいしいが、写真映えはしない…
グッズ
SODOのリザーブには、
- リザーブ共通のグッズ
- シアトル限定のグッズ
- SODO限定のグッズ
が売っている。
観光客が少ないからか、SODO限定グッズはあまりない。リザーブ・ロースタリー・シアトルにはそこならではのグッズが多いので、SODOグッズも充実してほしい。
スタバ本社には入れない
昔はスタバ本社にグッズが売っていたりして入れたようだが、今は入ることができない。リザーブだけ楽しんで帰ろう。